B級理学療法士の時間

理学療法士から見た社会や介護の今後、仕事について 趣味と実益を兼ねた投資・資産運用などなど

2017年03月

信用取引は危険? それは完全に誤解です

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自分自身理学療法士という本業を持ちながら資産運用をしています。


その中で利用しているもののひとつに信用取引があります。


これはある程度株式投資などを行っている人はわかっていると思いますが、信用取引自体が危険ということはありません。


どういうことかというと信用取引の口座を開設するとおよそ自己資金の3.3倍の額の取引ができるわけです。
たとえば自己資金が100万円あれば300万以上の株が買えてしまいます。
もちろん「売り」からも入ることができますが、この際それはおいておきます。

通常であれば100万円で買った株が会社が倒産して0円になったとしても、その100万円を失うだけです。
もちろんこれも痛手ですが、仮に100万円の自己資金を元に300万円分の株を買っていたとしたら、それが0円になった場合マイナス300万円となり持っていた100万円を失い、なおかつ200万円の借金を背負うことになります。
これが信用取引が危ないと言われる理由です。

そのため、自己資金の額と同額の取引を行う限りは通常の株式投資の値動きと同じ影響しか受けません。

ただし、株の価格と同額の自己資金を持っていたとしても、そのお金は保証金として証券会社に預け入れてあるだけで、株を買う場合は証券会社からお金を借りて株を買う、売りから入る場合は株を借りてきて売る、ということで、金利もしくは貸株料を支払うことになります。
これは年数%の額であり、短い日数の場合はさほど大きな影響は受けません。



このように使い方次第であり、信用取引自体は全く危険ということはありません。

自分のように副業としての資産運用を行うにあたって、信用取引を使ってほとんど考えることなく利益を取ることができます。利益自体は自己資金にもよりますが年間にして2~3%といったところでしょうか。

この程度では満足できない、もっと攻めていきたいという方にはお勧めしませんが、本業が他にあり、あまり投資先の選定に時間をかけたりリスクを取ったりすることができないという人にむいているやり方があります。それでも銀行預金よりはずいぶんよい収益を得られますからね。

もしくはそのやり方を、経済や金融を学ぶ取っ掛かりにするのもいいでしょう。
なかなか自分のお金を動かさないと真剣に学べないものです。


今後、信用取引を使ったクロス取引というものについて説明していきます。


実績のない人間が講師をするコツ②

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以前の記事で、自分がまだ理学療法士として駆け出しのころにセミナーの講師を務めることになり、引き受けたあとになってそれ以前の講師はみな実績のある人たちばかりだったことを知ったという話をしました。

そのときはじめは
「どうしよう、こんな自分に何ができるだろう」
「やばい、自分がやったところで恥をかくだけじゃないのか」
と数日うだうだと悩んでいたのですが、最終的にセミナーを成功させることができたというお話しをしたいと思います。


考え方をひっくり返した

はじめは悩んでいましたが、あるときふっと
「そういやなんのためにセミナーやるんだっけ?そうだ、来てる人に少しでも役に立つ情報を提供することじゃないか!」
というごく当たり前の答えが浮かんできました。
ここでは患者さんのNPOなので、みなさんその疾患に対するリハビリの情報を求めておられるのです。


こんな当たり前のことが頭に浮かんだ瞬間、自分自身が
「人前でうまくしゃべれるわけではないこと」
「それまでになんら特別の実績もないこと」
「知識技術も以前の講師に比べて劣っているであろうこと」
「見た目も年齢どおりの若造で頼りない印象であろうこと」
も関係なくなりました。


自分にとって今回一番役に立てるにはどうしたらいいか?
と考えていると自然自分の強みもわかってきました。
「若造だが逆に自分が今までの誰よりも素人に近くその気持ちがわかる」
「そんな若造なので難しそうな教授などより気軽に話しを聞ける」
というあたりにフォーカスしたのです。

そして主催者の人に今までの資料を見せてもらい、そのやり方を聞きました。
するとみんな、まず自分の講義をやり、その後前もって参加者から集めておいた質問のうちから3つ4つを抜粋して答えるというやり方をとっていました。
もちろん講義が長めです。

その主催者の方に質問はその場で受け付けていなかったのか聞くと
「その場で質問すると収拾つかなくなるのでみなさん先に集めておいてほしいとおっしゃいますね」
とのことでした。もう聞いた瞬間これだ!と思いました。

「よし、収拾つかなくしてやろうじゃないか!」と。
もちろんほんとにただ混乱を招こうというわけではありません。
ただ、それだけ自由質問できることの方が望まれてることだと思ったのです。
セミナーはおよそ1時間と言われてたのですが、聞いてみると2時間半くらいまでは延長できるということだったのです。

あとはやるだけ

これでやり方は決まりました。

まず自分が講義をし、その後参加者を4つの班に分けて患者さんの質問をこころゆくまで受け付けるようにしようと。
もちろんこれはひとりではできないので同僚の理学療法士に頼みました。
もともと自分がひとりで引き受けて悩んでいたのを見ていたので3人とも引き受けてくれました。

そして3人には
「学会など意見のわかれていることもあるけど、うちの病院としてのやり方はある。想定問答を作っておいたから、これらの質問にはこの回答で統一しましょう、しかし、よくわからないことを聞かれたら全部こっちに振ってもらってください、すべてこちらで対応します。でも普段仕事上患者さんを対応してると色々聞かれることもあるが何を聞かれても自分のわかる範囲で答えていますよね?あんな感じでお願いします。」
ということで各自10人担当してもらいました。

そして資料も以前の講師の大学の授業のような専門的なものではなく、手書きのイラスト付きで医学知識のない人が読んでもわかるようなものを作っていきました。

いざやってみるとセミナー中自分の講義自体は40分ほどで終わってしまい、その後1時間20分ほどずっと質問の時間となってしまったのですが、3人のうち誰もわからない質問を振ってくることもなくしっかりと対応してくれました。

この40分の講義は、自分でもあきらかに登場するときから顔が引きつっていたのもわかるし、しゃべりも意識していても緊張して早口になったり、とにかく下手だったと思います。
でも、そのあとの質問と実践を行う時間はみなさん自分の身体のことなので聞きたいことの熱量はすごかった。それを質問が尽きるまで延々と終わりの時間も決めないでやってくれるような講師はいなかったそうです。

結果、こんな泥臭いやりかたで大好評を得ることになったのです。

たしかにこんなやり方はセミナーや講演になれたベテランの先生方はやらないでしょう。
ただ、自分としては過去の前例にこだわって中途半端な劣化版をやらなくてよかったと思います。


まとめ

人間のできた人は違うのかも知れませんが、自分自身は「うまくいかないかもしれない、どうしよう」と悩んでいるときは大抵自分の身を心配しています。
「恥かいたらどうしよう」
「笑われたりバカにされたくない」と。
でも、やるべきことにフォーカスできたときそんなことは吹っ飛ばすことができるということがわかりました。実際一番役に立つということを考え出したとき上で書いた「収拾つかなくしてやろう!」と同時に「よし、恥かいてこよう!」とも思いました。どうせこんな無名の自分のことなんて誰も見ていない、大事なのは中身だけだ、と。
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」という言葉がありますが、それを実践でき、また自分に何もないと思えるときでも必ずやり方はあるんだということを学べた経験でした。





「やじろべえ」がなぜ倒れないかわかります?

ふとやじろべえの「原理」が気になりました。

こないだからまとめているバイオメカニクスやバランスの仕組みの箸休め的な内容になればと思います。

介護職必見!理学療法士による転倒させない歩行介助のコツ【第一回】



今日の帰り道バイクで走っていて、ふっと「やじろべえってどうやってバランス取れてるんだっけ?」と頭に浮かんだんですよね。
爪先立ちのバランスとその動作がうまくいかない人の特徴なんかを考えていたときだったと思います。
数分考えて答えは浮かんだんですが、一瞬人に説明できるような答えが浮かんできませんでした。


やじろべえが倒れないことに物理的な説明できます?こういうことって学生時代の物理の授業とか以外ではあまり考えませんよね。


せっかくですのですこしクイズみたいなものだと思って考えてみてください。

物理とか取ってなかったよ!という方はすぐ答えを見てもらってもいいです。











考えました?




では解説いきます。



重心下
介護職必見!理学療法士による転倒させない歩行介助のコツ【第一回】
ここでは箱を用いて重心の話や箱が倒れるか倒れないかの話をしました。

重心が支点(物体と地面が接している点)を越えると倒れます。

この図から重心が低いほど物体が倒れにくいことがわかります。


ここでは重心は箱の中にありますが、重心は物体の中にあるとは限りません。概念なので、形として存在しているわけではありません。



やじろべえの場合はだいたい点のあたりが重心です。

やじろべえ手描き

これを左に傾けてみます。

やじろべえ手描き2


やじろべえの場合は箱と違って重心の位置が支点よりも下にあります。地面の中にめり込んだような位置ですね。

そうするとやじろべえが左に傾くと重心は右に移動します。

箱の場合は左に傾けると同じように重心も同じように左に傾いて、その重心が支点を越えたところで倒れました。

ところがやじろべえの場合は左に傾ける程重心の位置が右に移動するため、右回転、つまり元に戻ろうとする力が大きくなります。

ちなみにこの重心が支点から遠くなるほど力が強くなるのはシーソーなどと同じてこの原理です。
(支点と重心点との距離は常に一定ですが、重力は常に下向きに働くので、それが右へ移動します)

このため一方向に揺れると反対方向への力が働くということを繰り返すので倒れない、というお話しでした。



まあ普通の人にはあまり役に立たない話ですがバイオメカニクスを考える場合こんなこともヒントになったりするもんです。

今日Googleアドセンスの審査に合格しました 2017年3月

このブログは本業の理学療法士と資産運用に加えて副業として少しでも別の収入源を得られないかと思って始めました。


そしてなんと、今日Googleアドセンス承認の通知がきました!


どうも調べると最近審査が厳しいそうだし、落ちたらまた記事が貯まった2週間後に申請しよう、と考えていました。デザインもそこまで気にしていないし、文字数も意識せず書いているので多い日もあれば少ない日もありました。

もしかしたらこんなにあっさり合格したのは基準がまたゆるくなったのかもしれません。

ともあれ今後このブログもデザインを変えたり記事も更新していきますので、現在の状況を書き残しておきます。



・開始日は2017年2月25日、その段階で記事はおよそ20

・文字数はあまり気にせず

・2カラムのデザインで最新記事、カテゴリー、ギャラリー、アーカイブ、カレンダー、Twitterの自己紹介

・広告、アフィリエイトなどは一切なし(ライブドアブログなのでスマホ版は広告が自動で入る)

・画像は最初の数記事をのぞいてぱくたそからダウンロードしたものや自分で描いた絵、ペイントで文字を書いたものなど多数使用

・リンクも気にせず貼っていた(とはいえ20記事中でリンク先は二桁いったかどうか)

・申請後も更新

・プライバシーポリシーは作成(2つのサイトを参考に同じ文面にならないように混ぜた)


ブログに関してはまだ超シロウトなので気をつけたのはこれくらいのものです。


ご参考になれば幸いです。

介護職必見!理学療法士による転倒させない歩行介助のコツ【第二回】

介護技術2

前回
介護職必見!理学療法士による転倒させない歩行介助のコツ【第一回】からの続きです。


まず、みなさん自分の身体の動きというのは自分の意思で思ったようにできている、と思われるでしょうか?

身体の中にはある種のプログラムのようなものがあります。

ひとつひとつの動きは自分の意思で細かく制御されているわけではなく、そのプログラムを呼び出すことで行われています。

たとえば急につまずいてもそれほど意識しないままに身体を立て直せますし、車の運転に慣れている人であれば考え事をしていても車を走らせることができるでしょう。後者の例は学習によるものでありマクロに近いですが、ともかく自分の意識しないところで無意識に制御されている一連の動作のセットがあるということです。

つまりプログラムが働かなければ動作は行えないわけです。

そのプログラムには脳や脊髄といった中枢神経の中に原始的に備わり成長とともに発現してくるものと、先ほど例にあげた車の運転のように繰り返しの中で習得される運動のセットがあります。

バランス能力に関わる反応にはいくつかの解釈や分類がありますが、ここでは厳密な形ではなく、その中から転倒予防と介助をスムーズにするという目的のために必要な姿勢制御の仕組みをお話ししておきます。


立ち直り反応
  重力に対して正常な位置を保とうとする反応
  例:バランスボール バイクのカーブ 

 平衡反応
  支持基底面に重心を保とうとする反応
  例:片足立ち 電車で揺れに耐える

 ステップ反応
  重心が支持基底面から外れた際に手や足で新しい
  支持基底面を作る反応
  例:つまずき 電車で揺れに対して脚を出す 

まず立ち直り反応ですが、これは例にあるようにバランスボールに乗って身体が揺れたときやバイクや車でカーブに差し掛かったとき、そのまま全身で倒れ掛からずに頭や身体を傾きと反対側に起こそうという動きが生じます。これによって頭部や体幹をより正中位に保ち重心を支持基底面の中心に近い部分に置くことができます。

次に平衡反応です。片足立ちと書いていますが、両足で立っていても同じことです。ただ、片足で立ってみると両足で立っているときと比べて不安定になるため、倒れないためになんらかの作用が働いていることを感じやすいはずです。このときに重心を支持基底面内から外れさせない反応を平衡反応といいます。
他にも電車で急な揺れを感じたときになどに、揺れと反対の方向に手が浮き上がったり、背伸びするようにかかとが浮き上がったりするのがわかりやすいでしょう。

一方、ステップ反応はより強い動きで重心が支持基底面から外れてしまったあとの反応です。
歩いていてつまずいた時、または電車で急に大きな揺れが生じたときにパッと外側に足を出したことがあると思いますが、これがステップ反応です。ただ、これも平衡反応の一部なのですが、実際の場面では重心を基底面内に保とうとする動きと、外れてしまった場合に対応する仕組みとを分けて考えたほうがわかりやすいため区別しています。

そして、みなさん健常者であれば立位をとるということや歩行するということを大した努力なくできています。そのため普段自分の身体にこうした反応が生じていることを体感していないと思います。

しかし、人が自然に立っていられて、転倒しないのも自分の意思でできているようですがこれらの反応が備わっているおかげなのです。


そこが欠けているから患者さんは患者さんなのであり、今回学んだ反応と患者さんの状態への理解を深めるよう次回はいくつか自分の身体で体感してもらうことにします。

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本業は理学療法士、資産運用をはじめて15年。現在ブログ運営に挑戦中。ブログビレッジに参加しました!