B級理学療法士の時間

理学療法士から見た社会や介護の今後、仕事について 趣味と実益を兼ねた投資・資産運用などなど

信用取引は危険? それは完全に誤解です

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自分自身理学療法士という本業を持ちながら資産運用をしています。


その中で利用しているもののひとつに信用取引があります。


これはある程度株式投資などを行っている人はわかっていると思いますが、信用取引自体が危険ということはありません。


どういうことかというと信用取引の口座を開設するとおよそ自己資金の3.3倍の額の取引ができるわけです。
たとえば自己資金が100万円あれば300万以上の株が買えてしまいます。
もちろん「売り」からも入ることができますが、この際それはおいておきます。

通常であれば100万円で買った株が会社が倒産して0円になったとしても、その100万円を失うだけです。
もちろんこれも痛手ですが、仮に100万円の自己資金を元に300万円分の株を買っていたとしたら、それが0円になった場合マイナス300万円となり持っていた100万円を失い、なおかつ200万円の借金を背負うことになります。
これが信用取引が危ないと言われる理由です。

そのため、自己資金の額と同額の取引を行う限りは通常の株式投資の値動きと同じ影響しか受けません。

ただし、株の価格と同額の自己資金を持っていたとしても、そのお金は保証金として証券会社に預け入れてあるだけで、株を買う場合は証券会社からお金を借りて株を買う、売りから入る場合は株を借りてきて売る、ということで、金利もしくは貸株料を支払うことになります。
これは年数%の額であり、短い日数の場合はさほど大きな影響は受けません。



このように使い方次第であり、信用取引自体は全く危険ということはありません。

自分のように副業としての資産運用を行うにあたって、信用取引を使ってほとんど考えることなく利益を取ることができます。利益自体は自己資金にもよりますが年間にして2~3%といったところでしょうか。

この程度では満足できない、もっと攻めていきたいという方にはお勧めしませんが、本業が他にあり、あまり投資先の選定に時間をかけたりリスクを取ったりすることができないという人にむいているやり方があります。それでも銀行預金よりはずいぶんよい収益を得られますからね。

もしくはそのやり方を、経済や金融を学ぶ取っ掛かりにするのもいいでしょう。
なかなか自分のお金を動かさないと真剣に学べないものです。


今後、信用取引を使ったクロス取引というものについて説明していきます。


実績のない人間が講師をするコツ②

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以前の記事で、自分がまだ理学療法士として駆け出しのころにセミナーの講師を務めることになり、引き受けたあとになってそれ以前の講師はみな実績のある人たちばかりだったことを知ったという話をしました。

そのときはじめは
「どうしよう、こんな自分に何ができるだろう」
「やばい、自分がやったところで恥をかくだけじゃないのか」
と数日うだうだと悩んでいたのですが、最終的にセミナーを成功させることができたというお話しをしたいと思います。


考え方をひっくり返した

はじめは悩んでいましたが、あるときふっと
「そういやなんのためにセミナーやるんだっけ?そうだ、来てる人に少しでも役に立つ情報を提供することじゃないか!」
というごく当たり前の答えが浮かんできました。
ここでは患者さんのNPOなので、みなさんその疾患に対するリハビリの情報を求めておられるのです。


こんな当たり前のことが頭に浮かんだ瞬間、自分自身が
「人前でうまくしゃべれるわけではないこと」
「それまでになんら特別の実績もないこと」
「知識技術も以前の講師に比べて劣っているであろうこと」
「見た目も年齢どおりの若造で頼りない印象であろうこと」
も関係なくなりました。


自分にとって今回一番役に立てるにはどうしたらいいか?
と考えていると自然自分の強みもわかってきました。
「若造だが逆に自分が今までの誰よりも素人に近くその気持ちがわかる」
「そんな若造なので難しそうな教授などより気軽に話しを聞ける」
というあたりにフォーカスしたのです。

そして主催者の人に今までの資料を見せてもらい、そのやり方を聞きました。
するとみんな、まず自分の講義をやり、その後前もって参加者から集めておいた質問のうちから3つ4つを抜粋して答えるというやり方をとっていました。
もちろん講義が長めです。

その主催者の方に質問はその場で受け付けていなかったのか聞くと
「その場で質問すると収拾つかなくなるのでみなさん先に集めておいてほしいとおっしゃいますね」
とのことでした。もう聞いた瞬間これだ!と思いました。

「よし、収拾つかなくしてやろうじゃないか!」と。
もちろんほんとにただ混乱を招こうというわけではありません。
ただ、それだけ自由質問できることの方が望まれてることだと思ったのです。
セミナーはおよそ1時間と言われてたのですが、聞いてみると2時間半くらいまでは延長できるということだったのです。

あとはやるだけ

これでやり方は決まりました。

まず自分が講義をし、その後参加者を4つの班に分けて患者さんの質問をこころゆくまで受け付けるようにしようと。
もちろんこれはひとりではできないので同僚の理学療法士に頼みました。
もともと自分がひとりで引き受けて悩んでいたのを見ていたので3人とも引き受けてくれました。

そして3人には
「学会など意見のわかれていることもあるけど、うちの病院としてのやり方はある。想定問答を作っておいたから、これらの質問にはこの回答で統一しましょう、しかし、よくわからないことを聞かれたら全部こっちに振ってもらってください、すべてこちらで対応します。でも普段仕事上患者さんを対応してると色々聞かれることもあるが何を聞かれても自分のわかる範囲で答えていますよね?あんな感じでお願いします。」
ということで各自10人担当してもらいました。

そして資料も以前の講師の大学の授業のような専門的なものではなく、手書きのイラスト付きで医学知識のない人が読んでもわかるようなものを作っていきました。

いざやってみるとセミナー中自分の講義自体は40分ほどで終わってしまい、その後1時間20分ほどずっと質問の時間となってしまったのですが、3人のうち誰もわからない質問を振ってくることもなくしっかりと対応してくれました。

この40分の講義は、自分でもあきらかに登場するときから顔が引きつっていたのもわかるし、しゃべりも意識していても緊張して早口になったり、とにかく下手だったと思います。
でも、そのあとの質問と実践を行う時間はみなさん自分の身体のことなので聞きたいことの熱量はすごかった。それを質問が尽きるまで延々と終わりの時間も決めないでやってくれるような講師はいなかったそうです。

結果、こんな泥臭いやりかたで大好評を得ることになったのです。

たしかにこんなやり方はセミナーや講演になれたベテランの先生方はやらないでしょう。
ただ、自分としては過去の前例にこだわって中途半端な劣化版をやらなくてよかったと思います。


まとめ

人間のできた人は違うのかも知れませんが、自分自身は「うまくいかないかもしれない、どうしよう」と悩んでいるときは大抵自分の身を心配しています。
「恥かいたらどうしよう」
「笑われたりバカにされたくない」と。
でも、やるべきことにフォーカスできたときそんなことは吹っ飛ばすことができるということがわかりました。実際一番役に立つということを考え出したとき上で書いた「収拾つかなくしてやろう!」と同時に「よし、恥かいてこよう!」とも思いました。どうせこんな無名の自分のことなんて誰も見ていない、大事なのは中身だけだ、と。
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」という言葉がありますが、それを実践でき、また自分に何もないと思えるときでも必ずやり方はあるんだということを学べた経験でした。





「やじろべえ」がなぜ倒れないかわかります?

ふとやじろべえの「原理」が気になりました。

こないだからまとめているバイオメカニクスやバランスの仕組みの箸休め的な内容になればと思います。

介護職必見!理学療法士による転倒させない歩行介助のコツ【第一回】



今日の帰り道バイクで走っていて、ふっと「やじろべえってどうやってバランス取れてるんだっけ?」と頭に浮かんだんですよね。
爪先立ちのバランスとその動作がうまくいかない人の特徴なんかを考えていたときだったと思います。
数分考えて答えは浮かんだんですが、一瞬人に説明できるような答えが浮かんできませんでした。


やじろべえが倒れないことに物理的な説明できます?こういうことって学生時代の物理の授業とか以外ではあまり考えませんよね。


せっかくですのですこしクイズみたいなものだと思って考えてみてください。

物理とか取ってなかったよ!という方はすぐ答えを見てもらってもいいです。











考えました?




では解説いきます。



重心下
介護職必見!理学療法士による転倒させない歩行介助のコツ【第一回】
ここでは箱を用いて重心の話や箱が倒れるか倒れないかの話をしました。

重心が支点(物体と地面が接している点)を越えると倒れます。

この図から重心が低いほど物体が倒れにくいことがわかります。


ここでは重心は箱の中にありますが、重心は物体の中にあるとは限りません。概念なので、形として存在しているわけではありません。



やじろべえの場合はだいたい点のあたりが重心です。

やじろべえ手描き

これを左に傾けてみます。

やじろべえ手描き2


やじろべえの場合は箱と違って重心の位置が支点よりも下にあります。地面の中にめり込んだような位置ですね。

そうするとやじろべえが左に傾くと重心は右に移動します。

箱の場合は左に傾けると同じように重心も同じように左に傾いて、その重心が支点を越えたところで倒れました。

ところがやじろべえの場合は左に傾ける程重心の位置が右に移動するため、右回転、つまり元に戻ろうとする力が大きくなります。

ちなみにこの重心が支点から遠くなるほど力が強くなるのはシーソーなどと同じてこの原理です。
(支点と重心点との距離は常に一定ですが、重力は常に下向きに働くので、それが右へ移動します)

このため一方向に揺れると反対方向への力が働くということを繰り返すので倒れない、というお話しでした。



まあ普通の人にはあまり役に立たない話ですがバイオメカニクスを考える場合こんなこともヒントになったりするもんです。
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